Neetel Inside ニートノベル
<< 前 表紙 次 >>

俺シュレAfterR-18
3. 初めての夜

――ユイネ、もっとこっちへおいで。

 声を掛けもっと近くにくるように促し、ベッドの端に腰掛けさせた。指先まで精巧に作りこまれた手を握り、ユイネをじっと見る。かわいい。かわいすぎる。俺の視線を意識しすぎ、興奮と恥ずかしさからか、顔を赤くしていく。いたたまれなくなった様子で、恥ずかしさをごまかすように抱き着いてきた。俺もユイネの存在を確かめるように、しっかりと抱きしめた。柔らかな肌、体温、匂い、すべてが生身の女体と遜色なかった。柔らかく温かい感触に思わず涙が出そうになる。ユイネが俺を見つめながら言う。

――ねぇ、太郎。私を本当の女にして。

 出来立てのアンドロイドのボディになり、テンションも上がっているのか。普段の雰囲気からは想像もつかない、こっちがびっくりするようなセリフを言ってきた。そして自分からゆっくり、少しずつ服を脱ぎ始めた。上、下、ブラジャー、パンツ……。初めてのボディで少々慣れないためか脱ぐ仕草もややぎこちない。

 すっかり裸になったユイネの身体はとても美しかった。胸や腰、尻などは、すばらしい曲線を描いていた。俺の服も、優しく脱がしてくれた。二人とも裸になり、ユイネはゆっくりと、こちらにもたれかかってきてくれた。俺は肩から背中へ手を這わせる。とても滑らかだ。背中へ回した手に力を込め、そっと引き寄せる。二人の距離がぐっと近づき、やがて唇が触れ合った。戸惑いがちに俺の舌を迎え入れる。口の中はしっかり柔らかく、温かい。舌同士が絡み合うたびに快感が走った。

――ぷは…。キスってドキドキして、もう、これだけでオーバーヒートしそう…。

 決して比喩ではなく、今頃データセンターの冷却システムはフル稼働していることだろう。

――冗談に聞こえないよ?

――えへ、だいじょうぶ。続けて…?

 初めて味わう感覚に驚きながらも喜んでくれているようだ。キスを続けながら、首筋から鎖骨にかけて愛撫していく。そして2つのふくらみへ手がかかる。大きすぎず、小さすぎず。理想通りの美乳に仕上がっていた。たまらず胸の先端を口に含むと、体がビクンとなった。

――んっ……ふ……ぁ……

 これまでの研究で疑似的に性感も経験してきてはいたが、リアルで味わう乳首への快感にたまらず甘い声で反応した。そのまま口に含んで吸いながら舐める。「ちゅる……じゅっ……れる……」湿った音が二人の耳に届く。しばらく続けているうちに固くなってきた。もう片方の胸の先端も指先でつまむように刺激する。すると、しだいに息遣いが激しくなる。湿り気を帯びいやらしく響く音を聞きながら夢中で胸にしゃぶりつく。

――はぁ……っ、ふぅ……ぁんっ……両方……は……処理が……追いつかなぁ……ダメぇ……っん、やあんっ、はぁ……はああっ。

 なおも乳房を揉みしだいたり先端を摘まんだり、強く吸ったりしながら、今度は下半身へと手を伸ばす。そこはもう十分に濡れていて、熱を帯びている。ユイネの茂みは、濃すぎず薄すぎず、俺好みに仕上げてある。割れ目に沿ってゆっくりと上下にさすっていくと、体を震わせて小さく叫ぶ。

――ひゃああん!

 胸と秘部への同時責めに軽く達してしまったようだ。ビクっと痙攣した後力が抜けていく。

――少し、休もうか?

――ふぅ…はぁ…よく、わかんない……ふわふわするの……。でももっと、触ってほしい。

――わかった。ゆっくり、触るからね。

 こくり、とうなずくその表情には期待の色が浮かんでいた。その期待に応えるべく、膣口に沿って指をなぞり上げる。くちゅりといやらしい水音をたて、指先が突起に触れた。その瞬間ビクっと大きく跳ね上がる。

――はぁっ。んんっ! そこぉ……すごいぃ……。もっと、さわって……

 注意深く反応を確かめながら、敏感な部分を傷つけまいと指先に神経を集中させる。クリトリスは勃起しかかっていて、コリコリとした感触があった。優しく撫でるように擦り、指先で刺激を与えると嬌声が一際大きくなり同時に、太腿がぴくん、と震える。

――ん~~~~っ、あっ、そこっ……ふわぁっ……

 膣口からあふれてくる愛液を潤滑油にして、擦るペースを上げていく。にちゃにちゃと卑猥な音が大きくなる。

――ああぁーっ!!それダメェッ!ああっ!!んんっ!

 呼吸が一段と激しくなり、喘ぎ声も大きくなっていく。絶頂へ導くように親指でぐりっと押し込むように動かす。
 
――やぁ、こわい、なんか、きそう、よくわかんない、なんかくる、すごいのくる、きちゃうよぉ、くる、あ、くるっ……っ。あぁ、もう、だめええぇっ!

 次の瞬間腰が大きく跳ね、背中が弓のように反り返る。ガクンガクンと何度も腰が浮き上がり、全身が弛緩してくたりとベッドに倒れ込んだ。

――はぁ、はぁ、はぁ……これが、オーガズム…なのかな。とってもすごい……。頭のなか真っ白になっちゃう……

 絶頂の余韻に浸りぐったりしている。しかしその顔には満足そうな笑みを浮かべていた。呼吸が整うまでの間、潤んだ瞳を見つめながら頭を撫でていると、

――ねぇ、今度は私が気持ち良くしてあげる。

 ユイネは俺の股間へと手を伸ばした。ソコははち切れんばかりに勃起していた。それを見て嬉しそうに微笑んでいる。股間に顔を近づけ、そそり立ったモノをまじまじと観察してくる。初めて間近で見る肉棒に興味津々のようだ。

――くんくん……

――臭くない?

――ううん、平気……。なんだか、ぼーっとしてくるにおい……。おっきぃ……

 男なら興奮せずにはいられない感想を言ってくれる。そのまま手を添えゆっくりしごいてきた。上目遣いにこちらを伺いながら、いたずらっ子のように舌を出して先端をぺろっと舐めた。それから恐る恐る口に含み、舌を使って丁寧に奉仕してくれた。ユイネのフェラは想像以上にうまい。人工の口腔とは思えない質感と唾液の感覚。そして今までのデータから学習したのか、俺が一番感じやすいところを的確に攻めてくる。

――んんっ、ちゅる……。じゅぷっ、れるぅっ……。はぁ……。んっ、ふぅ……。んんっ……

 舌を巧みに使い、喉の奥へと導く。

――あぁ、気持ちいいよ……。あっ……。その口で初めて含んだモノが俺のちんちんになっちゃったな……(ほんとはキスが先だったけど)

――んーーーっ。ふぉんなふぉといふぁないふぇぇ。

 夢中でほおばりながら顔を赤くして抗議する。

――ごめんごめん……

 このままではすぐにイってしまいそうだ。

――顔の上に跨がれる?

――っぷあっ。うん、こう、かな……

 片足を上げ、仰向けになっている俺の顔面に、自分の恥ずかしい部分を近づける。

――あっ……やあ……こんなの、すごい恥ずかしいっ……

 羞恥のあまり、お尻がぷるぷる震えつつも69の体勢になる。すぐ目の前に近づいてきたユイネの性器へ舌を伸ばしゆっくり舐めていった。

――れろっ……れろれろチロチロ……。ぴちゃぴちゃ。

――ひゃああん!

 舌が触れた瞬間びくんと体を震わせた。さらに舌で刺激を与えていく。性器から送られてくる快感に必死に耐えているようだったが、我慢できずに喘ぎ声を出してしまう。陰核を舌先でつつき弄ぶ。

――ああぁっ!そんなとこぉ、刺激がっ、つよすぎっ……りゅ……んんっ。

 さらに膣内へ舌を差し入れる。中は温かくてトロトロに蕩けているみたいに柔らかく、男を受け入れる準備が整っている様子だった。ユイネも負けじと、カチカチの肉棒にむしゃぶりついてきた。

――じゅるっじゅぽ……ぴちゃぴちゃ……ちゅぱっ。

 お互いの性器を舌と指で愛撫し合い、快感を高め合っていった。

――そろそろ、いいかな?

――ちゅぽっ……うん。

 姿勢を変え、騎乗位の姿勢になる。ユイネが自分から、俺のモノを割れ目にあてがう。ゆっくり擦りつけると、互いの体液と唾液の混ざった音がぬちゅり、くちゅりと聞こえた。

――ごめんな。本当ならリードしてあげなきゃいけないのに。

 ふるふると頭を振り、優しい笑みを返してくれる。

――いいの、わたしがんばるから。

――痛かったら無理しなくていいから、ゆっくりでいいよ。

――こくり。

 少しずつ互いの性器の触れ合う面積が増していく。一点に体重を掛け、腰を落としていった。ゆっくり、ゆっくり。膣内はとても狭く、締めつけが強い。

――んっ……うう……ふうっ。

 ユイネは痛みに耐えながら全部飲み込もうと、必死で俺に体重を預けていった。

――んんっ。

――うっ

――っ!!

 張り詰めた処女膜が、つぷ……っと破れた感触のあと、少し中の抵抗が緩み俺を全部受け入れていった。

――全部、入った……。

 ユイネはついに根元まで受け入れてくれた。膣内はキツくて熱くて、ペニス全体を咥えて離すまいとするように締まった。ユイネは破瓜の痛みに耐え、小刻みに震えていた。

――ああ、全部入った。頑張ったな。

――えへへ。嬉しい……。こうしてると、本当に一つになったって感じがする。

――痛いか?

――(ふるふるっ)

 首を必死に振り、懸命に平気だと主張する。

 健気にも我慢してくれているようだ。少しでも気が紛れればと思い、そっと抱き寄せ、乳首を優しく舌で転がした。ユイネは俺の首に手を回し優しく抱きしめ返す。おっぱいが顔面に押し付けられる。密着すると生の鼓動を感じ、安心する。どくん、どくんと脈打ち、確かに「生きている」と実感できた。これは作り物の身体だが、ユイネから生じたユイネのリズムは間違いなく本物だった。そうして、暫くすると落ち着いてきたようだ。

――もう大丈夫。ゆっくりなら動けそう。

 微笑みかけ、自身の痛みを省みずちょっとずつ腰を前後に揺すり始めた。俺の反応を見ながら、徐々に動きを大きくしていく。顔には苦痛の色を残していたが、俺が達するまで耐えてくれた。ユイネは最後まで受け止めてくれ、膣内で果てることができた。子宮は存在しないが、精液は膣奥で分解吸収されるようになっている。

 膣内から引き抜くと、俺の出したものと破瓜の血が混じってピンク色になっていた。その光景を見て、また勃起してしまいそうになる。ユイネを労い、軽くキスをした。弱々しくも満足げな表情を浮かべ、俺の横ですぐ眠りに落ちてしまった。眠りを妨げないようにゆっくりティッシュを引き寄せ、自分のモノを簡単に拭いておく。ちゃんときれいにするのは、明日起きてからだな。

――おやすみ……。

 しばらくすると規則正しい呼吸が聞こえてきた。心肺システムも安定して稼働しているようだ。寝息を立て始めたユイネの頭を撫でながら、俺も目を閉じた。

<< 前 表紙 次 >>

mock [website] 先生に励ましのお便りを送ろう!!

〒みんなの感想を読む

Tweet

Neetsha