Neetel Inside ニートノベル
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俺シュレAfterR-18
おわりに

当作品にアクセスいただき、ありがとうございます。

最後までお読みいただいた方、お疲れ様でした。
少しでも楽しんでいただけていたら幸いです。
途中でやめた方、力不足で申し訳ありません。(ここ開いていないかとは思いますが)

また、コメントをいただいたみなさん、ありがとうございました。
感想いただけると、格別のものがあります。
3作通じて、この場で御礼申し上げます。

あらためて、この作品ですが
無謀にも文学賞に出すため作った「俺とシュレーディンガーのあの子」
ヒロインを掘り下げたくて作った「俺シュレゼロ」
に続いての3作目になります。

この中で「ゼロ」のアクセス数が極端に悪いのですよね。なぜだろうかと不思議に思ってます。
名前がダサすぎたのか、とか読みにくいのかなとか想像してますがもっと別の理由でしょうかね。

前2作で唯音を描写したので、今度はユイネにスポットを当てようと思いました。
そして、エロいことをさせたかった・・・。リビドー全開で突っ走りました。
仮想世界で交わってもよかったんですが、安易にヤれてもつまらないし
苦労を乗り越えた末の方が燃えるかなと思ってこうなりました。

それ目当てで読まれた方、期待外れでしたら申し訳ないです。
単調にならないよう注意したつもりでしたが、難しいですね。
最後のほうは惰性というか何の捻りもなく微妙かなと自分でも思ったりしてましたが
耳かきからの ばか は後になって付け足していい感じのアクセントになったかなと。
ただ、もう少しストーリーに起伏がほしかった気もしてるので消化不良気味でした。

えーでは誰得ですけれども、ちょっと長くなっちゃいますが3作全体を振り返ってみたいと思います。
よろしければ、お付き合いください。3作全部のネタバレしますのでご注意を。

書きながらなんとなくイメージしていたキャラクターがいて、唯音はシュタゲの牧瀬紅莉栖です。
唯音の人知を超えた業績は生半可なことで到達できないと思い、つらい人生を背負わせてしまいました。
ユイネのアンドロイド化は攻殻機動隊の世界観をイメージしていました。

いきなり重病になって余命宣告っていうのも安直すぎると思いつつ他に妥当な展開を思いつけず。
ユイネがもう一度チャット内容を思い出させる展開は、うまいこと書けたかなと思っています。
テクノロジーや科学的要素を絡めた展開は、パラサイト・イヴとか意識していました。

あとは科学技術の発展には時として想定外のことが起こる危険性や、
胎界主の受け売りですが、本物の作り手は自身の手を離れ手に負えないモノを生み出す、
とかを匂わせるようなことが書けたかなと思ってます。

今まで小説を書いたことなんてなかったのですが
AIのべりすとを知った2022年6月中旬、何かに憑り付かれたように書きまくって。
四日間で「あの子」を書き終えました。
そんなのが賞に引っかかるわけないですよねえ。ほんとどうかしてた。
で、自分で書いたヒロインがあまりにも好きになり過ぎて
7月に他2つ完成させて、10月末まで寝かせてました。

そして公開すると決めたときから改めて読み返したらそのまま公開したらまずいと思い
特にゼロやAfterは細かい描写を書き換えました。
なんかね、多すぎ。主語が。
俺は~、唯音は~、ユイネは~、とかって文だらけでした。
AIでちょこっとずつ書き足してた弊害だろうと思います。
原文よりはこれでもだいぶマシになりました。

処女作にして至高のヒロインを作り出してしまった(当社比)
ので、これから「俺シュレ」を離れて何をどう書いたらいいかぽっかり穴の開いた心境です。
ありきたりなものをありきたりに書いても微妙ですし・・・。
もし、ご覧になっている方でこんな話が読みたいなどありましたら
リクエストしてもらえると喜びます。

あと、3作続けたしやっぱり続編考えるべきかなと思ったりもするので
未解決な点を並べていくと

・サイスはどうなったのか?
・SAはほったらかしで本当に自我に目覚めないのか?
・ユイネが移動する前のサーバーに残ったコピー元のその後は?
・ユイネの存在をキャッチしたどっかの諜報機関とかが狙ってきたりしないか?
・太郎の死後ユイネはどうなっていくのか?

なんてあたり、話し広げられる伏線は拾えそうですが
どんな展開にしても、よくありがちなパターンになってしまいそうです。
特に最後のは、具体的に書き起こすのは野暮ってものかも。

それに何か事件が起きても太郎は寝たきりで碌に動けないし、
唯音と対等に話せるだけの量子論の知識だけは得てますが
スーパーハッカーでもない一般人ですからね。
精神面でのサポートに回る感じか。
イイ感じのあらすじをもしも、万が一にも考え付いたら何か書くかもしれません。

それでは、この辺で終わりたいと思います。
最後の最後までご覧いただき、ありがとうございました。

2022/12/18 mock

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Neetsha